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1 件中、 1 件目
中世天皇家の作法と律令制の残像
貸出可
久水 俊和/著 -- 八木書店出版部 -- 2020.6 -- 210.4
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
一般資料室
210.4/2020/
00014583793
和書
帯出可
在庫
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資料詳細
タイトル
中世天皇家の作法と律令制の残像 ,
書名ヨミ
チュウセイ テンノウ ケ ノ サホウ ト リツリョウセイ ノ ザンゾウ
著者
久水 俊和
/著
著者名ヨミ
ヒサミズ,トシカズ
出版者
八木書店出版部
出版年
2020.6
ページ数, 大きさ
12,371,13p, 22cm
NDC10版
210.4
NDC8版
210.4
一般件名
日本-歴史-中世
,
天皇制
,
律令
ISBN
978-4-8406-2239-4
著者紹介
1973年北海道生まれ。明治大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。同大学文学部助教。博士(史学)。著書に「室町期の朝廷公事と公武関係」「中世天皇葬礼史」など。
内容紹介
中世に残された古代律令制の実像とは? 天皇家の公事作法や神事・学芸に注目し、皇統確立の過程を明らかにするとともに、律令国家以来の太政官制が中世に機能していたことを論証。平安京大内裏跡の具体的な復原も試みる。
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目次
序章 中世後期朝廷史研究の概説と課題点
はじめに
第一節 深化する中世後期朝廷史
第二節 近年の公武関係論からみる課題点
第一部 中世「天皇家」の作法
第一章 後花園天皇をめぐる皇統解釈
第一節 二つの皇統の正統をめぐる相剋
第二節 文安四年の尊号宣下
おわりに
第二章 「天皇家」の追善仏事と皇統意識
第一節 問題の所在と手法
第二節 後花園院追善仏事と皇統意識
第三節 追善仏事の意義の変容
おわりに
第三章 「天皇家」葬礼の変遷
第一節 供奉公卿の検討
第二節 運営・経営
おわりに
<コラム1>「凡ノ承運」と「マコトノ継体」
第四章 大覚寺統「天皇家」の作法の行方
第一節 天皇葬儀の類型の整理
第二節 後醍醐天皇の葬礼
第三節 大覚寺統の追善仏事の行方
おわりに
第五章 「公家足利家」の作法の行方
第一節 足利将軍家の放生会参向の性格規定
第二節 足利将軍家の放生会路頭行列の性格規定
おわりに
<コラム2>散逸した宮中神の行方
第二部 律令制太政官の残像
第一章 朝廷恒例公事の支出構造
第一節 公家が支出主体の公事の支出構造
第二節 公武共同執行公事の支出構造
第三節 蔵人頭を分配役とする支出構造と外記方支出構造
おわりに
<コラム3>帳簿からみえてくる世界
第二章 内野の存続官衙
第一節 問題の所在と研究史の整理
第二節 神祇官の聖性と国家的機能
第三節 太政官庁の聖性と国家的機能
第四節 真言院・神泉苑の聖性と国家的機能
おわりに
第三章 内野神祇官機能の行方
第一節 中世後期神祇官における班幣儀礼の様相
第二節 内野での神祇官の終焉と機能の行方
おわりに
第四章 内野の太政官庁
第一節 太政官庁造営システム
第二節 公事の舞台としての太政官庁
第三節 太政官庁機能の行方
おわりに
<コラム4>大奉幣米研究の深化
第五章 真言院・神泉苑の諸相
第一節 中世後期から中近世移行期の真言院の諸相
第二節 中世後期から中近世移行期の神泉苑の諸相
第三節 近世初頭における後七日御修法再興と神泉苑の東寺末寺化
おわりに
終章 中世「天皇家」の作法と律令制太政官の残像
第一節 天皇家の作法
第二節 律令制の残像
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