朱 宇正/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2020.10 -- 778.21

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 778.2/2020/ 00013955299 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 小津映画の日常 ,
書名ヨミ オズ エイガ ノ ニチジョウ
副書名 戦争をまたぐ歴史のなかで
著者 朱 宇正 /著  
著者名ヨミ ジュ,ウジョン
出版者 名古屋大学出版会
出版年 2020.10
ページ数, 大きさ 5,324,24p, 22cm
NDC10版 778.21
NDC8版 778.21
個人件名 小津 安二郎
ISBN 978-4-8158-1002-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 韓国生まれ。ウォーリック大学(英国)大学院映画・テレビ学科博士課程修了。Ph.D.。名古屋大学大学院人文学研究科超域社会文化センター共同研究員。
内容紹介 小津は保守的で日本的なのか。それはどういう意味でか。映画産業との関係を含め、大不況や戦争、復興など、近代性と葛藤する同時代の日本の歴史的文脈のなか、それとせめぎ合う作品を精緻に読み解き、新たな小津像を提示する。

目次

序章
  小津、歴史、日常
  日常を研究する
  日常と日本の近代
  小津研究における方法
第1章 初期の小津
  松竹の誕生
  蒲田調と日常のリアリズム
  日本の中産階級と小津の小市民映画
  日常における逸脱
第2章 過渡期における小津
  小津とトーキー
  喜八もの
  共感における連帯
第3章 戦時期の小津
  軍国主義との妥協
  ブルジョワ婦人と日常のジェンダー・ポリティクス
  不在の父と小津のヒューマニズム的戦争ドラマ
第4章 戦後の小津
  戦争、戦後、近代
  占領期の小津映画における日常とジェンダー関係
  一つの都市の二つの物語
第5章 晩年の小津
  新世代
  新生活
終章