馬奈木 俊介/編著 -- ミネルヴァ書房 -- 2021.3 -- 331

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 一般資料室 331/2021/ 00012781100 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル AIは社会を豊かにするのか ,
書名ヨミ エーアイ ワ シャカイ オ ユタカ ニ スル ノカ
副書名 人工知能の経済学 2
著者 馬奈木 俊介 /編著  
著者名ヨミ マナギ,シュンスケ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2021.3
ページ数, 大きさ 5,404p, 22cm
NDC10版 331
一般件名 経済学 , 人工知能 , 情報と社会
ISBN 978-4-623-08965-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
著者紹介 1975年生まれ。米国ロードアイランド大学大学院博士課程修了(Ph.D.(経済学博士))。九州大学主幹教授・都市研究センター長・総長補佐。編著書に「人工知能の経済学」など。
内容紹介 AIスピーカー、自動翻訳、自動運転、医療機器などはいかに進化し、社会をどう変貌させるのか。最新情報を盛り込みながら、AIが社会に与える影響や諸課題を明らかにし、これからの労働のあり方や、必要な諸政策を提言する。

目次

序章 人工知能をいかに社会で受容していくのか?
  1 人工知能の現在とこれからの社会での利用の在り方
  2 人間性を考慮したAI受容のための政策的施策の必要性
  3 現状の経済学からのAIに対するアプローチ
  4 本書の構成について
第1章 AIと雇用の構造変化・働き方改革・経済格差
  1 雇用総数の将来推計
  2 雇用構造の変化と経済格差の拡大
  3 AI導入で職を失うルーティン業務事務職者数の推計
  4 主にルーティン業務事務職を担う女性の失業リスク
  5 RPAの急速な拡大
  6 人間から機械への代替プロセス
  7 積極的な情報化投資による経済格差の拡大
  8 製造業現場へのデジタル技術の導入
  9 AI時代に大きく出遅れた日本
第2章 AIを活用した都市と企業のガバナンス
  1 はじめに
  2 AIを活用した都市のガバナンス
  3 持続可能な開発のためのAIガバナンスの国際標準化
  4 環境・社会・ガバナンス(ESG)経営の評価基準
  5 先進事例におけるESG経営分析と統合的な管理・バランス評価指標の提案
  6 まとめ
第3章 自動運転と製造物責任
  1 はじめに
  2 基本的前提
  3 交通事故,負傷,死亡
  4 衝突事故の社会的コスト
  5 自動車及び部品の技術的な不良
  6 開発者,製造者,運用者の製造物責任
  7 自動運転自動車の利用可能性と社会的受容
  8 分析
  9 結論
第4章 自動運転化に向けた高齢化社会における交通事故分析
  1 はじめに
  2 先行研究
  3 市区町村パネル分析
  4 250mメッシュデータ分析
  5 まとめ
第5章 患者から見る医療AIの在り方
  1 はじめに
  2 患者の医療満足度に関する先行研究と本研究の位置付け
  3 分析方法
  4 分析に用いるデータ
  5 分析結果
  6 まとめ
第6章 対人ロボットへの期待
  1 医療現場での人工知能
  2 先行研究
  3 分析手法
  4 調査結果
  5 人間とAIの関係
第7章 工作機械メーカーのスマート・ファクトリー・ビジネス
  1 はじめに
  2 2000年代までの高付加価値化戦略と工作機械ビジネス
  3 第4次産業革命
  4 工作機械メーカーのスマート・ファクトリー
  5 まとめ
第8章 “Smart Factory”はTPSに収斂するのか?
  1 Smart FactoryとTPS
  2 トヨタ生産方式(TPS)
  3 “Smart Factory”とDENSOのものづくり
  4 TPSとオートメーション化
  5 結び
第9章 労働規制変化による技術利用変化と生産性に対する影響
  1 技術進歩と労働市場に対する影響
  2 労働者派遣法の改正とその影響
  3 分析データ及びモデル
  4 分析結果
  5 労働規制影響と今後の生産性向上のための技術導入の在り方
第10章 高度人材とイノベーション
  1 はじめに
  2 先行研究
  3 データとモデル
  4 推定結果
  5 頑健性の確認
  6 結論
第11章 貿易,技術及びオフショアリング
  1 背景
  2 賃金格差の理論モデル
  3 賃金格差の実証研究
  4 今後の技術革新の影響