大分県立図書館 蔵書検索
県立図書館ホームページへ
蔵書検索トップ
詳細検索
ブックリスト
Myライブラリ
レファレンス
機能紹介
本サイトにはJavaScriptの利用を前提とした機能がございます。
お客様の環境では一部の機能がご利用いただけない可能性がございますので、ご了承ください。
本サイトではCookieを使用しています。ブラウザの設定でCookieを有効にしてください。
資料詳細
詳細検索
ジャンル検索
1 件中、 1 件目
哲学するってどんなこと?
貸出可
金杉 武司/著 -- 筑摩書房 -- 2022.7 -- 104
SDI
予約かごへ
本棚へ
所蔵
所蔵は
1
件です。現在の予約件数は
0
件です。
所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
一般資料室
104/2022/
00014640007
和書
帯出可
在庫
ページの先頭へ
資料詳細
タイトル
哲学するってどんなこと? ,
書名ヨミ
テツガク スル ッテ ドンナ コト
叢書名
ちくまプリマー新書
著者
金杉 武司
/著
著者名ヨミ
カナスギ,タケシ
出版者
筑摩書房
出版年
2022.7
ページ数, 大きさ
255p, 18cm
NDC10版
104
一般件名
哲学
ISBN
978-4-480-68426-4
著者紹介
1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。哲学者。國學院大學文学部教授。著書に「心の哲学入門」「解釈主義の心の哲学」など。
児童内容紹介
哲学とは、私たちの生の土台や前提となっている基本的なものごとの本質が何なのかを論理的に考えること。でも、そもそも本質とは?論理的に考えるって?多くの謎に満ちた世界に向き合い、問題を筋道立てて解き明かしていくための実践的な方法を紹介する。理解を深めるための練習問題も掲載。
内容紹介
哲学とは、私たちの生の土台や前提となっている基本的なものごとの本質が何なのかを論理的に考えること。哲学のさまざまな主題について考えることを通して、哲学とは何であるかをくわしく描き出す。練習問題も掲載。
ページの先頭へ
目次
はじめに 哲学とは?-理解の第一歩として
私たちの生の土台や前提となっている基本的なものごととは?/ものごとの本質とは?/論理的に考えるとは?
第1部 どうやって本質を探す?
第1章 必要十分条件を探す-「幸福」を主題にして考えてみよう
必要十分条件/反例/幸福とは?/幸福と快い状態-快楽主義/幸福と望みの実現-願望実現説
第2章 広い意味での「本質」-「芸術」を主題にして考えてみよう
これも芸術?/ウィトゲンシュタインの「家族的類似性」/ものごとの内在的特徴と関係的特徴/芸術の制度理論
第3章 大きな問いから小さな問いへ-「時間」を主題にして考えてみよう
時間は空間に類するもの?-大きな問いから小さな問いへ/時間は不可逆的なもの?/過去へのタイムトラベル不可能論/矛盾を生じるようなことはやろうとしてもできない?/パラレルワールド?/時間の「巻き戻し」?-変化や運動の枠組みとしての時間
第2部 哲学と思考実験
第4章 思考実験という方法-「思考」を主題にして考えてみよう
思考実験とは?/コンピュータは考えることができる?/「中国語の部屋」の思考実験/考えることと身体をもち世界の事物と交わること
第5章 思考実験の危険性(1)-「人物の同一性」を主題にして考えてみよう
さまざまな意味での「同一性」/人物の同一性の条件とは?/身体的連続性と心理的連続性-どちらが重要?/思考実験の危険性(1)-本当に可能な状況?
第6章 思考実験の危険性(2)-「善悪」を主題にして考えてみよう
善い・悪いとは?/功利主義と権利論/功利主義と権利論の対立と道徳的ジレンマ/思考実験の危険性(2)-問いの立て方による誘導と第三の選択肢
第3部 哲学は宗教や科学と何が違う?
第7章 哲学と宗教
宗教と信じること/哲学と疑うこと/デカルトと「考える私」の存在/疑いの土台としての常識/常識を土台とする哲学
第8章 科学とは?(1)-論証や検証の方法
科学と疑似科学は何が違う?/論証とは?/科学的な説明と予測/仮説の検証-確証と反証/ポパーの反証主義/哲学と宗教の反証可能性
第9章 科学とは?(2)-探究プログラム論から見る科学
海王星発見の事例と理論の決定不全性/探究プログラム論/探究プログラムの転換可能性
第10章 哲学と科学
哲学における「説明」とは?-深い常識と浅い常識/真理の探求と最良の説明/浅い常識が否定される可能性-一貫性と整合性のある世界の見方を求めて/哲学は科学と何が違う?(1)-哲学と科学の連続性/哲学は科学と何が違う?(2)-科学の前提を問い直す哲学/哲学は科学と何が違う?(3)-一般化の方向性としての哲学
第4部 哲学に答えはある?
第11章 相対主義をめぐって-哲学的議論の方法
道徳相対主義/議論の方法-反論には二種類ある!/道徳相対主義の立論に対する批判(1)-前提に対する批判/道徳相対主義の立論に対する批判(2)-導出に対する批判/批判に対する道徳相対主義の側からの再反論の検討-善悪は見える?/道徳相対主義の立論に対する異論/異論に対する道徳相対主義の側からの再反論の検討-論点先取に注意せよ!
第12章 何らかの「答え」を求めて
探究の粋組みとしての「答えの追求」/哲学の難しさ-なかなか答えが出ないのはなぜ?
おわりに-全体のふり返りと最後の問いかけ
結局、哲学とは?/哲学は何のために?
読書案内
あとがき
人名索引/事項索引
ページの先頭へ