木岡 伸夫/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2011.3 -- 290.1

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一般 一般資料室 290.1/2011/ 00012373783 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 風土の論理 ,
書名ヨミ フウド ノ ロンリ
副書名 地理哲学への道
著者 木岡 伸夫 /著  
著者名ヨミ キオカ,ノブオ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2011.3
ページ数, 大きさ 9,372,10p, 22cm
NDC10版 290.1
NDC8版 290.1
一般件名 地理学
ISBN 978-4-623-05924-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
著者紹介 1951年生まれ。京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程退学。関西大学文学部教授。専門は哲学(風土学)。著書に「都市の風土学」「風景の論理」「技術と身体」など。
内容紹介 場所性と空間性の関数としての世界-風土。風土はいかに生きられるか。「間風土的世界」はいかにして成立するか。「地理哲学」のひとつの可能性を風土学に求める論考。

目次

序章 <問い>の構造
  一 地理哲学とは何か
  二 風土学とは何か
  三 風土学の意義と目的
  四 全体の概要
第一部 歴史的考察篇
第一章 生命論と風土学
  一 近代の思想史的文脈
  二 「近代化」の状況
  三 『創造的進化』の射程
  四 「生の哲学」と現実の生
第二章 「日本」の制作をめぐって
  一 古美術との対面
  二 「日本」というアポリア
  三 「日本」の制作
  四 文化史から精神史へ
第三章 『風土』の世界
  一 『風土』の成立事情
  二 芸術作品と風土
  三 アナロジーと<自己発見>
  四 解釈学と風土学
第四章 倫理学と風土学
  一 人間存在の歴史性
  二 人間存在の風土性
  三 倫理学における風土学
  四 京都学派と<形の論理>
第五章 戦後日本の風土論
  一 受容の諸相
  二 対決の構図
  三 労働と大地
  四 風土概念の拡張
第六章 ベルクのメゾロジー
  一 地理学からメゾロジーへ
  二 存在論的転回
  三 風土の通態性
  四 二つの風土学か、それとも?
第二部 理論的考察篇
第七章 哲学と地理学
  一 歴史的反省
  二 哲学と空間
  三 地理学の動向
  四 地理哲学の蹉跌
第八章 空間論的転回
  一 現代の状況
  二 都市空間の理論
  三 風土の構造
  四 主要概念の図式
第九章 場所
  一 空間より先なるもの
  二 場所とは何か
  三 場所と環境
  四 場所と記憶
第十章 瞬間
  一 瞬間のミユトロギーへ
  二 <出会い>の構造
  三 <距離>と<間隔>
  四 瞬間と場所
第十一章 空間
  一 理念的空間の構成
  二 物語空間
  三 社会空間
  四 普遍空間
第十二章 都市
  一 間風土的主体への道
  二 鏡の中の風土学
  三 都市の風土学
  四 風景としての都市