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1 件中、 1 件目
近世の開幕と貨幣統合
貸出可
高木 久史/著 -- 思文閣出版 -- 2017.8 -- 337.21
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所蔵
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所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料番号
資料区分
帯出区分
状態
一般
一般資料室
337.2/2017/
00014245658
和書
帯出可
在庫
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資料詳細
タイトル
近世の開幕と貨幣統合 ,
書名ヨミ
キンセイ ノ カイマク ト カヘイ トウゴウ
副書名
三貨制度への道程
著者
高木 久史
/著
著者名ヨミ
タカギ,ヒサシ
出版者
思文閣出版
出版年
2017.8
ページ数, 大きさ
6,280,11p, 22cm
NDC10版
337.21
NDC8版
337.21
一般件名
貨幣制度-日本
,
日本-歴史-近世
ISBN
978-4-7842-1902-5
著者紹介
1973年大阪府生まれ。神戸大学大学院文化学研究科修了。博士(学術)。織田町歴史資料館学芸員を経て、安田女子大学文学部准教授。著書に「日本中世貨幣史論」「通貨の日本史」がある。
内容紹介
16世紀に民間で自生的に成立した貨幣システム(金貨・銀貨・銭)をベースに、「三貨制度」と呼ばれる近世的な貨幣統合が政策的に達成された。地域別の定点観測的な事例研究に基づき、その統合過程を復元する。
内容注記
内容:第2節 豊後・筑後-「和銭」「清銭」 p172~174.
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目次
序章 問題の所在
第一節 日本近世の貨幣統合過程を復元することの現代的意義
第二節 近年の議論と課題
第三節 本書の構成
第一章 交通集中点に生まれた近世的銭統合の萌芽
第一節 近江の銭をめぐるこれまでの議論と地理的環境
第二節 一五六〇年代以前
第三節 一五七〇年代以降
第四節 一六世紀に見られる近世的銭統合の端緒
第二章 金・銀の普及と羽柴秀次のインフラ整備
第一節 近江の金・銀をめぐるこれまでの議論
第二節 金
第三節 銀
第四節 金・銀の普及契機の差異
第三章 江戸幕府の貨幣統合政策と彦根藩の対応
第一節 江戸幕府貨幣の基準貨幣化をめぐって
第二節 慶長~元和期の彦根藩経理記録に見る基準貨幣
第三節 彦根藩による江戸幕府貨幣の受容
第四章 東西結節点に見られる近世への傾斜
第一節 紀伊の銭・金・銀をめぐるこれまでの議論と地理的環境
第二節 北部
第三節 南部
第四節 銭の再階層化、金統合の方向性、狭義の銀遣いの端緒
第五章 もう一つの東西結節点はどう特殊か
第一節 伊勢の貨幣をめぐる千枝大志氏の議論と地理的環境
第二節 千枝氏著書の成果
第三節 千枝氏著書への疑問
第六章 京都隣接地域の独自性・共時性
第一節 摂津の銭・銀・金をめぐるこれまでの議論と地理的環境
第二節 銭
第三節 銀
第四節 金
第五節 銭使用の独自性、金・銀使用の共時性
第七章 生野銀山を挟む南北の対称と非対称
第一節 播磨・但馬の銭・銀・金をめぐるこれまでの議論と地理的環境
第二節 播磨
第三節 但馬
第四節 銀使用の非対称、金使用の共時性
第八章 毛利領国における銭の未統合
第一節 出雲の銭をめぐるこれまでの議論と地理的環境
第二節 高位銭
第三節 低位銭
第四節 基準銭の政策的設定、未統合の実態
第九章 瀬戸内海南岸の銭秩序
第一節 伊予・讃岐の銭をめぐるこれまでの議論と地理的環境
第二節 伊予
第三節 讃岐
第四節 四国における銭の階層化と統合の方向性
第十章 江戸幕府に先行する銭生産
第一節 九州北部の銭をめぐるこれまでの議論と地理的環境
第二節 豊後・筑後
第三節 肥前
第四節 地方政府による銭生産への視野
第十一章 国産銭に関する江戸開幕以前の法制
第一節 一六世紀の国産銭を文献史学的に考える
第二節 「日本」の語を含む銭種
第三節 「地」の語を含む銭種
第四節 京銭
第五節 打平
第六節 今銭・新銭
第七節 社会の実態レベルにおける普及と政策による追認
第十二章 紙幣前史
第一節 近世紙幣の系譜をめぐるこれまでの議論
第二節 前史
第三節 割符
第四節 預状・替状
第五節 山田羽書
第六節 中世手形類と初期私札との連続性
第十三章 近世貨幣統合の経緯を振り返る
第一節 近世開幕期に何が起こったか
第二節 銭について
第三節 金・銀について
第四節 紙幣について
終章 三貨制度成立過程の政策史的ロードマップ
第一節 政策史の視野
第二節 信長以前
第三節 信長
第四節 秀吉
第五節 家康
第六節 家康以後
第七節 今後の展望
補章 醍醐寺僧房玄は銭の夢を見る
第一節 房玄「観応二年日次記」と夢記
第二節 房玄が見た銭の夢
第三節 房玄の夢解釈の歴史的特徴
第四節 銭に聖性を認める発想
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