上岡 陽江/著 -- 新曜社 -- 2024.1 -- 493.743

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料番号 資料区分 帯出区分 状態
一般 ヤングアダルト 493.7/2024/ 00014855068 和書 帯出可 在庫 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 生きのびるための犯罪 ,
書名ヨミ イキノビル タメ ノ ミチ
叢書名 よりみちパン!セ
著者 上岡 陽江 /著, ダルク女性ハウス /著  
著者名ヨミ カミオカ,ハルエ , ダルク ジョセイ ハウス
出版者 新曜社
出版年 2024.1
ページ数, 大きさ 236p, 19cm
NDC10版 493.743
一般件名 依存症
ISBN 978-4-7885-1834-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks
注記 初版:イースト・プレス 2012年刊
著者紹介 薬物・アルコール依存をもつ女性をサポートする「ダルク女性ハウス」を設立、同代表。精神保健福祉士。共著書に「その後の不自由」「被害と加害をとらえなおす」など。
児童内容紹介 暴力の被害を受けつづけてきた人が、自分を傷つけてしまうことや、「犯罪」という行為によって、自分を生きのびさせようとしているのはなぜだろう?薬物やアルコールのほかに苦しさや悲しさを癒(いや)す方法を知らなかった、選べなかった女性たちのことを伝えます。
内容紹介 薬物・アルコール依存の女性たちが、こどものころから失いつづけたものとは。この社会で生きのびるために、奪われつづけたものとは…。依存症の女性たちの姿と、その回復の道のりを描く。「続・仲間たちの話」などを増補。

目次

「生きのびるための犯罪」とは 上岡陽江
Ⅰ あたしたちのこと
  ある日のミーティング
  (1)薬物を使っているとき思っていたこと
  (2)捕まってよかったこと、悪かったこと
  (3)薬物依存症の女性のイメージって?
  (4)学校や勉強とかについて思うこと
  (5)「こんな人がいたら、よかった」
  仲間たちの話
  凛ちゃん:ひとりじゃなかったんだね。
  あたりちゃん:これからずっとシラフで、生きていけるかな。
Ⅱ あたしたちに必要なこと
  <人権(仮)>は、ついたり消えたりする
  <人権(仮)>の研究/治療、それとも自首ですか?/それは、遠い遠いかなたにある/真正面から「ください」と言う/ポン・デ・リングの法則/「日常」という崖/いごこちの悪さ、いたたまれなさ/こころが抜ける/大切にされた回数/生きのびるための犯罪/葛藤と叫びと/あたしたちに必要なこと/たっぷりと、どうしても。
  「林」と「広場」のあいだから 川端知江
  もしも、お母さんが「死にたい」と言ったら
  お母さんの勉強/いつかまた、いっしょに/ポストがあふれる理由/泣きながら帰る母/そんな自分を責めている/「死にたい」というグチ/お母さんに必要なのは/人生でいちばん大切なこと/さいしょのひとこと
あとがき 仲間は笑う
増補 その後のあたしたち
  あれから十年たちました 上岡陽江
  続・ある日のミーティング-お金について考えてみた
  続・仲間たちの話
  うたちゃん:あの子どうしたのかな、って気づいてほしいな。
増補新版のあとがき